2017/09/24

栃の実拾い@古屋

某日。
栃の実拾いのボランティアへ。
水源の里・古屋まで。


feat.とち丸
私は去年、加工のお手伝いに数度お邪魔したけど、子たちは初。
どんどこ山を分け入っていく母の運転に「えっと…合ってる?」と少々不安げ。
道中、お猿さんにも遭遇したし。

ちょっと遅刻してしまい、さっそく記念撮影から参加(失礼しました)


今回が今シーズン最後・6回目の栃の実拾いということもあり
参加者は50人強!
歩くでー
奥小屋谷・白石原・森の3ヶ所に分かれてひたすら栃の実を拾います。

今回我々は一番手前の奥古屋谷(おくこやだん)にて下車。
ここから京丹波に通じるですと!?
いざ出発!
…つっても、その道中が大変!
登山
先日の雨で濡れそぼった山道をずいずい進む。
多少整備はされているけど、舗装はなし。
木の根っこが飛び出す土の上を登る登る。
ずんずん
道幅も狭く滑ったら川に直滑降!みたいな道ばかり。
川も水量が増えて流れも荒い、そこを越えねば栃の木にはたどり着かないので行くしかない。
たくましい///
いやはや、娘よ。
2歳11ヶ月とは思えぬたくましさ。惚れる。
危険箇所や木を渡した橋の上以外では抱っこしろとも言わず、
むしろ私を引導してくれるペース…ううう…。

そして収穫ポイントに到着。
栃~!
大きな殻を剥くと、栗をひとまわり大きくしたような実がでてくる。
雨で柔らかくなってるからか、案外簡単に剥ける。

これをひたすら探してひたすら収穫。
実のみを入れるもんで、取った後の殻に近づき、もぬけの殻やとわかるとガッカリ。

収穫袋に入れていきます
下ばかり向いてると疲れを感じ、伸びするがてら上を見上げると木漏れ日が。
そういえば栃木県は県木が栃で、マロニエ通りなんつう通りや、東京からの高速バスもマロニエ号だったのを思い出す。
目に青葉
子たちも栃の実ハンターと化し、ばんばん取り、疲れたようで先にお弁当タイム。
子が滑落しないか目を光らせていたけど、ここで私のターン!
ここぞとばかり拾いまくる。
アタリをつけ穴場を見つけ、ひたすら目を光らせる。取りこぼしなどしないわ!
栃の実ハンター経産婦
お弁当とおやつタイムの合間にも、スケッチを忘れぬ8歳時。
「これでいつでも栃の実拾いを思い出せるわ」とのこと。


緻密なメモ
そして午後の部。
川上まで向かい、そこから川を下りながらの栃の実捜索。
別に川に入れなんて誰も言うてないけど入るよね…そこに川があるから。

じゃぶじゃぶ
そんなこんなで、あらかた取りこぼしなく総ざらいして、我々は下山。
古屋公民館に戻り、計量~!

4人の総合計8.21kg!
fooooo!!
アドレナリン出まくってたくさん取りまくってたからすっかり忘れてたけど、
取ったもんは持って降りなきゃだめですよね…。
つうことで、リュックに娘を背負ってるばりの栃の実を収納し、危険箇所では娘を抱きながらの下山。ええエクササイズや…。
栃の実チップスmgmg
本日の総量は150kg!
大豊作だった去年よりは見劣りはするけど、それにしてもえらい量。


嬉しい収穫
そしてお待ちかねの、栃餅ぜんざいタイム。
これを頂けるのです。はーーーー本当に美味しい。
ここの栃餅はもち米:栃の実が2:1という贅沢な配合で
この色と香り、至福じゃ…。 
栃の葉のお茶も美味しゅうございました
そしてたくさん取った人トップ5に表彰が。
我が家、4人でひとつという合わせ技ですが入賞♡栃の実クッキーをゲトる我々。

ありがとうございます~
渡邉さんによる、栃の実加工のチャート解説と、栃の実潰し機の解説。
ぐりぐりこすって中の実を取り出すのだそう…。
食べられるには時間と手間がかかる
参加者ほとんど綾部の人かな…と思ってたけど、意外や意外、都市部から来られてる方が多くてびっくり。
大阪・京都・西宮…。
TVを見られて、という方も多く、マスメディアの威力を思い知る。

小生、ワンオペでどうなることかと思ったけど
S家をはじめみなさんに助けて頂き楽しい一日。
来年も行くと男児たちは申しております。
次回は温泉にも行くでー♨
古屋公民館
綾部市古屋



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